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中国 竜巻の風は人を巻き上げ 国は義援金を巻き上げる [自然災害]

被災者01.png

今月(6月)23日、支那大陸東部 中共江蘇省で発生した竜巻は
地元政府の発表では99人の死者と846人の
負傷者を出しました。


発生から3日が経過した25日、警察や消防は捜査活動を終了しました。


今回の竜巻では、重さ2~3トンンオコンテナが
数百メートル移動したことから、

風速は毎秒73メートルに達したと推定されています。


現地では電柱や鉄塔が倒れ、5万世帯が停電したほか、
水道やガスの使用に困難な世帯は数万に及び、

住宅や学校、8000棟を超える工場が被災するなど
生活の再建が急がれます。




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   竜巻と言えば、近年、関東地方を中心に
  日本国内でも大型のモノが発生し、
  被害報告が目立つようになってきました。

一般的に、不安定な大気が
発生の原因になるとは言われていますが、
事前に予測することは難しく、
注意報警報はもとより、

竜巻の前兆と言われる

 ・急に気温が下がる
 ・真っ黒い雲が現れる
 ・空が急に暗くなる
 ・風向きが急に変わる
 ・ゴミなど日頃見慣れない物が降ってくる
 ・雹が降る


などといったことに注意して、
被害を事前に防ぎたいものです。

さて、甚大な被害に見舞われた中共では、
悲しい後日談が続きます。

被災者04.png


竜巻と嵐により
99人の命が失われた災害に対し、
北京市民生局が被災者救済の為に
募金を呼びかけましたが、
思いのほか集まっていないようです。


中共の国営メディアである
中央テレビ(
CCTV)からの情報です。

北京市民生局が、
SNS新浪微博の公式アカウントを通じて、

江蘇省竜巻被害寄付のための
銀行口座情報を公開したことを伝えましたが、

わずか
2時間のうちに7万人以上のユーザーが、
寄付金の不正利用を疑う
大量の批判コメントをつけました。

被災者02.png

 曰く

「堕落した政府が財を築くチャンスが来たようだ」

「寄付すれば被災者に届くかな?やっぱり私は寄付しない」。

コメント欄は翌日から規制されたということで、
当局にとっての好ましくない部分は削除されたのでしょう。

 

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  こうした批判的なコメントには理由があります。

 

2008年、四川大地震は
数万人の命が奪われる大災害となり、
慈善団体や国民からの義援金は652億元(9780億円)
にのぼりました。


清華大学の調査報告によると、
寄付金の
8割にあたる7515億円は、
いずこともなく浪費され、

残りも赤十字社などの慈善団体へ流れたことがわかり、
被災地支援には殆ど使われていないことが
明らかになりました。

 
2011年には、慈善活動をしているはずの
赤十字社の関係者が、

高級スポーツカーやブランド商品を
恋人にプレゼントしていることが発覚し、
中共全体で寄付活動への
マイナスイメージが定着してしまったようです。

 ***

  公共心、公徳心などは言うに及ばず、
  あらゆる倫理観が
  溶け崩れてしまったようなこの国において、

  人民達は既に「天は自ら扶る者を扶」ことを自覚し、
  抗暴と言われるデモが各地で勢いを増しています。

  *****

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