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中国のアジア戦略に 崩壊の兆し [外交]

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我が国だけでなく ASEAN諸国との関係がギクシャクし始めた支那中共

膨張し続けていた経済に急ブレーキがかかりつつある今
アジアにおける外交戦略に 崩壊の兆しがみえてきました



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今月(6月)9日の深夜 国海軍のフリゲート艦が尖閣諸島久場島北東の接続水域に侵入 官邸は即座に対応し関係省庁に不測の事態に備えるよう指示を出すとともに 外務省は駐日大使を呼びつけ即時退去を迫りながら 厳重に抗議しました

 

 一週間後の15日午前3時30分ごろ 今度は支那海軍の情報収集艦が 鹿児島県口永良部島西方の領海を侵しました

支那情報収集艦.png

 周辺海域では海上自衛隊と米国およびインド海軍による共同訓練「マラバール」が実施されていたことから 支那中共は情報収集活動を艤装しながら 領海侵犯行為に対する日米双方の出方を探るために行動していたと考えられています


支那中共の南シナ海における人工島建設と軍事基地化に対抗するため
先月(5月) アメリカのオバマ大統領はかつて戦火を交えたベトナムを訪問し
米国からの武器輸出を全面解禁することを約束しました

共産主義体制下のベトナムは 古くから支那の冊封を受けてきましたが 同じような支配下にあった朝鮮とは異なり 支那に対しては 常に対峙する姿勢を保ち続けてきた伝統があります

米越.png

現在も南沙諸島の領有に関して 支那中共とは激しく対立しており 貧弱な海軍の装備の充実に今後注力していくと考えられます


支那中共に隣接するベトナムが親米の立場を示した数日後 伊勢志摩で開催されたG7サミットでは

・過剰生産能力が経済,貿易及び労働者に与える負の影響を認識

・質の高いインフラ投資の推進

・サイバー空間の安全及び安定促進

・腐敗と戦う集団的及び個別的行動

という 支那中共を意識した項目が先進国の留意事項として掲げられ


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   特に『海上安全保障』に関しては

 

“国際法に基づいて主張を行うこと 力や威圧を用いないこと
  紛争解決には仲裁手続
を含む司法手続によるものを含む
    平和的手段を追求すべきことの重要性を再確認“した上で

   『東シナ海・南シナ海の状況を懸念し
       「海洋安全保障に関するG7外相声明」を支持』

するという姿勢を明記し 支那中共の傍若無人ぶりを明確に非難しました

この姿勢は 続くアジア太平洋地域の国防関係者らが意見交換するアジア安全保障会議(シャングリラ対話)でも示され

支那中共の軍幹部による講演では 会場から 中国が南シナ海で力による実効支配を強める姿勢に質問が相次ぎましたが

軍幹部は「南シナ海は昔から中国のものだ」とヒステリックに繰り返すばかりでした

A.S.E.A.N.外相特別会議.png

さらに 支那中共が何とか挽回を図ろうと 自国の雲南省で開催した
ASEANとの特別外相会合は 共同声明の発表もなく 予定されていた共同記者会見もキャンセルされる異様な結末となり 対立の深刻さを示しました

アジアの関心が 東シナ海 南シナ海に注がれる中
支那中共は 6月9日 国の西方 インドの実効支配下にあるアルナチャルプラデシュ州に250人の人民解放軍を侵入させました

支那の北印侵攻.png


10日から始まる日米印共同の海上訓練『マラバール』への対抗措置ともみられ
侵入した解放軍も3時間程度で引き上げたようで
我が国の領海侵犯同様 陸上でも相手の見方を探る「瀬踏み」をしているかのようです


海上においても 陸上においても まだ事態は大きく動いていませんが いたずらに緊張を高めても支那中共にどんなメリットがあるのでしょうか


国内不安を逸らすために 軽い衝突を演出するつもりが 取り返しのつかない 二正面作戦を強いられるようになってしまっては 外交戦略どころか 支那中共そのものが崩壊してしまいます

最近落ち目の英国が裏で糸を引いているなんて
楽しいことを考えるのは 不謹慎でしょうか?

園遊会RUDE.png


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