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誤嚥性肺炎にご注意 熊本地震 避難所生活 健康管理の難しさ [震災]

誤嚥性肺炎タイトル.png

未だに揺れが収まらない熊本地震ですが

不自由な避難所生活のためか

 お年寄りが多くかかるとされている誤嚥性肺炎が危惧されています 



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地元 西日本新聞の取材では


 

 ”熊本医療センターの入院患者28人のうち 27人が65歳以上 


  熊本赤十字病院は

  「集計はできていないが 高齢者が多い印象」という

  通常 肺炎を発症する人は冬に多いとされるが 


  「この時期に増えている

   避難生活を続ける中で口腔(こうくう)ケアが十分にできず 

   体力や抵抗力が低下した高齢者が誤嚥性肺炎を

   起こしている可能性がある」とみる ”

 

と伝えています

 

このような傾向は阪神淡路大震災の時から確認され

921人に上った震災関連死の約24%が

誤嚥性肺炎によるものではなかったかと考えられてます


 

***



誤嚥性肺炎とは どんな病気?


のどには 空気の通り道である「気管」と 

食べ物の通り道である「食道」の2本の管が通っています

 

日常生活では意識しなくても

呼吸と飲食は両立できていますが

 

高齢になるとこの伝達がスムーズにいかないことが生じてしまい

誤って気管に食べ物を入れてしまうようなことが発生します


 この時 食べ物や唾液と一緒に細菌が肺に入って起こす炎症が

誤嚥性肺炎です


説明図.png


ほかにも


 細菌んだ唾液を 知らないうちに誤嚥してしまっている場合


 寝ている間に胃液が逆流して気管に入り込んでしまう場合


なども考えられています


 


高齢者に多い理由は?

 

誤嚥性肺炎は別名「老人性肺炎」とも呼ばれています 

 

高齢者に誤嚥が増えてしまう要因として

 ものを飲み下したりせき込んだりする反射機能の低下


  気管に入った異物を排出する繊毛運動や咳の機能低下 


 脳梗塞による 異物を吐き出す力の低下


が挙げられます

 

 





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どんな症状?

 

一般的に 肺炎の主な症状として

空咳や息切れ 発熱などがあげあられますが

高齢者の場合はこうした症状が出ないこともあるため

見逃されてしまうことがあるようです

 

いつもより元気がない 倦怠感が続く

などの症状だけでも肺炎の可能性があるので

 

本人だけでなく 周囲の方も注意してあげて欲しいものです

 


また 気管支炎(気管支そのものに原因があるケース)から

誤嚥性肺炎に発展する場合もあるため

気管支炎にかかったときも注意が必要です 


 

具体的には のような症状が続く場合は

誤嚥性肺炎の可能性を疑った方が良いみたいです 


 

・乾いた咳 息切れ 発熱がある ※高齢者は無い場合もあります


・食事中に咳込むことが多くなった


・食事に時間がかかるようになった


・唾液が上手く飲み込めない


・常に喉がゴロゴロと鳴っている


・元気がなく 息切れが多くなった

 


  [次項有]  誤嚥性肺炎 そもそもの「誤嚥」を防ごう   
  
  [次項有]  誤嚥性肺炎 予防に必要な口腔ケア

  [次項有]  誤嚥性肺炎だけじゃない 避難所生活で健康を守るために 



 


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