オバマ大統領 伊勢志摩サミット後に広島訪問 真のレガシーとは [戦後史]
今月末 三重県で開催される「伊勢志摩サミット」に出席する
アメリカのオバマ大統領が
サミット終了後に 現職の合州国大統領としては初めて
広島を訪問することになりました
「核兵器のない世界」を目指すとして
大統領就任早々（何の実績もない状況で）
ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領が
自らの国が製造した原子爆弾により
世界で初めて被害を受けた地に足を運び
何を見 何を行い 何を語るのか注目されます
大統領を迎える国や地元自治体
被爆者とその遺族 家族の皆さんは
「敢えて 謝罪を求めない」姿勢のようですが
戦時とはいえ
非戦闘員である無辜の市民を
虐殺という言葉さえ生ぬるい
「蒸発」により殺戮し
辛うじて生き残った人々
救助に向かった人々
周辺に居合わせた人々
それらの人々のから生を授かった人々 等々
長い苦難の歳月を強いた
『極めて重大なる戦争犯罪』行為について
オバマ大統領は
己の職分と
一個の政治家として
一人の人間として
何を為すのか…
***
オバマ大統領の広島訪問決定を知り
国連平和大使の米俳優マイケル・ダグラス氏（７１）は
”彼は『核なき世界』を訴えた
広島で話すべき確固たるものがあるはずだ ”
と話しました
オバマ大統領が就任早々に行った
2009年4月5日のプラハ演説において
と米国の『道義的責任』について語りました
すでに口にした『道義的責任』というこの言葉を
かつて
自らの国が生み出した『業火』が焼き尽くした
「広島」の地で
現世のみならず 漂う魂魄を前に再び語ることが
単なる謝罪ではなく
遠い将来に向かって 人類の理性を紡ぐ
希望の光を感じさせることになるのでは
ないでしょうか？
レガシー作りに勤しむ姿勢が揶揄されてはいますが
世界情勢が混沌の度合いを高める今こそ
意味のある地で 意義ある言葉を刻むことに
思いを致していただきたいものです
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ここからは雑音のようなお話ですが…
南朝鮮の聯合ニュースによりますと http://goo.gl/pLZ8kc
米国のオバマ大統領の被爆地広島を受け
韓国に居住する被爆者は
米国に謝罪と補償を求める方針らしいです
この方々は
「オバマ大統領に広島平和公園にある韓国人慰霊碑に
献花して謝罪するとともに
補償まで求めることを考えている」
とのことです
広島と長崎への原爆投下による韓国人の被爆者は
約７万人と推定され
現在把握されている韓国国内の生存者は約２５００人で
平均年齢は８２歳です
彼らは今も後遺症に苦しみ
毎月韓国から１０万ウォン（約９３００円）
日本から３０万ウォンしか支援を受けられず
生活は困難としています
被爆者団体の代表は
「在韓被爆者のほとんどは（日本の植民地時代に）強制徴用されたか
生計を立てるために仕方なく日本に渡ったのに
原爆で命を失ったことが残念
多くの被爆者が亡くなったが残っている人たちにでも
苦しんできた人生を補償する意味で
原爆を投下した米国が被爆者に謝罪して補償もすべき」
と話しているようです
被爆者の証言によるとによると
「韓国では（被爆者のための）原爆特別法は
国会で発議されてから１０年余りがすぎたが
依然可決されずにいる
政府は一日も早く被爆者のための対策を講じるべきだ」
としており
別の被爆者団体も
「米国と日本政府が韓国人被爆者に謝罪したことや
責任を認めたことはなかった」
と指摘している
オバマ大統領が広島を訪問した際に
日本人被爆者に謝罪しない方針を示したことに対しては
「韓国は日本の被害国で原爆被害まで受けており
日本とは異なる
オバマ大統領は今からでも
（韓国人被爆者に）謝罪すべき」
と主張しています
***
被爆された方々は 確かにお気の毒ですが
強制徴用による連行の事実はなく
「生計を立てるために仕方なく日本に渡った」
という証言をそのまま受け取るなら
「それはあなたの責任でしょ」
の一言で片付いてしまいます
サンフランシスコ講和条約と
日韓基本条約により
国家間の賠償請求については妥結していますので
韓国被爆者の方々が 何らかの救済措置を求めるなら
まずは 韓国政府ということになるように思えます
くれぐれも
サミット開催前後に来日して
ただでさえ 地震の影響が出て
テロ対策に追われる中
余計な警備の手間を取らせないように
していただきたいものです
合掌
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