SSブログ

台湾漁船拿捕 台湾政府が巡視船を派遣か? [国防]

 


 -フォーカス台湾と産経新聞によりますと

 


沖ノ鳥島近海で 台湾漁船を拿捕


台湾 馬英九総統 


「沖ノ鳥は『岩』」
近海で操業の台湾漁船保護強化を指示


 


台湾の馬英九総統は27


沖ノ鳥島近海で台湾漁船「東聖吉16号」が


日本の海上保安庁に拿捕されたのを受け開かれた国家安全会議で


今後周辺海域で操業する台湾漁船の保護を強化するよう指示した

 


馬総統は政府の立場として

馬英九.png


国連海洋法条約の第121条を根拠に


「沖ノ鳥は島ではなく岩だ」と断言


「人が居住して経済活動をするのに適さない」


「日本は同海域周辺200カイリ内の排他的経済水域を主張できない」

 などと述べ


「わが国は漁業関係者が公海上で操業する自由を守る」と語気を強めた

 


また 日本が沖ノ鳥島を「島」だと主張していることについて


「認めない」と不快感を示し


公海上で台湾の漁船を拿捕し担保金を引き出す行為は


同条約が定める操業の自由を侵害するとした


 

一方 行政院(内閣)と外交部などに対して

「沖ノ鳥礁」と呼称し



厳正な立場で日本側と粘り強く交渉するよう求めた

 


さらに 翌28日 


馬英九総統は 漁船保護を名目に
海岸巡防署(海上保安庁に相当)の


巡視船などを派遣する検討に入った



同島を「岩」だとし

日本の排他的経済水域(EEZ)を認めない姿勢を


強調する狙いがある


 


同日 台湾外交部(外務省)は
東京の窓口機関を通じて日本側に抗議


29日に林永楽外交部長(外相)は


交流協会台北事務所の沼田幹男代表(駐台大使)を
外交部に呼んで再度 抗議する



沖ノ鳥島.png


岸田文雄外相は 28日の記者会見で馬政権の主張について

「台湾側の独自の主張は受け入れられない」とし


交流協会を通じ抗議したことを明らかにした


 


 ***

 


ことの流れは 上記のようにメディアが伝えるところですが


現職の馬英九氏が総統任期満了(520日まで)直前の今


妙なことを仕掛けてきたというのが


衆目の一致するところでしょうか



昨年11月 シンガポールで行われた台支会談の席上


-習近平 両トップの間では


政権交代後の民進党 蔡英文政権下における工作活動に関し


何らかの密約が交わされたと噂されています



台支会談.png


今回の件は 馬氏の支那政権に向けた 何らかのメッセージ?


というのは考えすぎでしょうか



               
[次項有] 関連記事 そうだ 台湾へ行こう


 


 ◆


スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。