リオ五輪 治安悪化とジカ熱 危険すぎる真実 [海外事情]
7月4日 男子プロゴルフの松山英樹選手が
警官がストを繰り返す現地「リオ」 危険な真実です
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松山選手は出場辞退にあたってコメントを発表しています。
“ (中 略)
ゴルフがオリンピック正式種目に採用されたことは大変嬉しく、オリンピックで活躍することにより日本の皆様にゴルフの魅力を伝え、競技発展に大きく寄与できることは重々承知しております。
しかしながら、関係者から情報はいただいてはおりますが、開催地リオデジャネイロにおけるジカ熱および治安に関する不安を十分に払拭出来ませんでした。私は虫刺されに対して極度に強い反応が出る傾向があり、これまで何度も虫刺され部位の化膿による影響で十分な態勢でプレーに臨めない事態に見舞われました。こうした不安を抱えながらでは、世界と戦う上でベストなコンディションで臨めないと考え、苦渋の決断ではございますが、辞退を決意した次第です。
(中 略)
末筆ながら、オリンピックにおけるゴルフ競技が盛況に終わりますこと、また、日本代表選手の皆様のご活躍を心よりお祈り申しあげます。
松山 英樹 ”
■ 相次ぐ辞退者
松山の辞退表明の後、男子ゴルフではジカ熱への懸念を理由に、世界1位のジェーソン・デー(28=オーストラリア)、同2位のダスティン・ジョンソン(32=米国)、4位のロリー・マキロイ(27=英国)らトップ選手の辞退が相次いでおり、トップ4が出場しないという事態になってしまっていて、松山に次ぐ日本勢2番手の69位の谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)も辞退を表明しています。
いくら「112年ぶり」、「国の名誉を背負って」といわれても、タイトなスケジュールで、ジカ熱と治安の悪さに怯えながらプレーしても、ツアーにははるかに及ばない報奨金と名誉が得られるだけでは、リスクリターンが割に合わないと判断されているのでしょうか?
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■ 深刻な現地情勢
オリンピック開催まで1か月を切ったリオデジャネイロの空港前では、
警官たちが「地獄へようこそ」と書いた横断幕を手に、
給与の不払いに抗議するデモを繰り広げました。
「東京五輪のメイン会場に聖火台が無い」とか、「開催中に東京都知事選がぶつかってしまう」といったこととは、まったく別次元の事態が、地球の裏側で展開しているわけです。
外務省はブラジル全土について「レベル1:十分注意してください」の危険情報を示しています。http://goo.gl/W9onzD
7月12日の時点で表示されている事項をまとめましたので、ご参考まで。
言うまでもなく、これが正に現実です。
・オリンピック期間中には多数の観光客が見込まれる中、一般治安情勢が深刻である点について、十分に注意を払うことが必要です。
・大統領の職務停止、弾劾をめぐる政治的な緊張状態にあるので、報道等で最新情報をフォローし、何らかの異常を感じたら急いで対比してください。
・貧困、麻薬の売買等に起因する殺人、強盗等の凶悪犯罪が多発しています。大都市だけではなく地方都市でも発生しており、油断できません。
・麻薬売買に絡んだ組織犯罪、リオデジャネイロやサンパウロでは、ファベーラ(スラム街)を拠点とする犯罪組織間の抗争や治安当局との銃撃戦が多発しています。金品や車両を奪うためやATMで現金を引き出すためだけの「短時間誘拐」(「電撃誘拐」)が多発しており、警戒が必要です。
・窃盗事件、カード情報を窃取するスキミングが多発しており、カードの挿入口や店員の行動に十分警戒してください。
・イスラム過激派組織によるテロ事件に刺激を受けた、テロの脅威が高まっているので、日頃から危機管理意識を高めてください。
・ジカウィルス感染症について、最新情報をチェックしてください。
http://goo.gl/XT3qzn
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こんな状況でも、あえてブラジル行きますか?
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